この記事で分かること(先に結論)
この記事は、Nikon P1100(超望遠)を使い始めてから
「三脚・雲台を本気で見直した記録」をまとめた“保存版”です。
- 主要メーカー(LEOFOTO / Manfrotto / INNOREL / GITZO / SLIK / SIRUI / NEEWER / Ulanzi)を調べて見えた傾向
- 全メーカー横断で「厳選10本」を比較(折りたたみ表あり)
- 最終的に innorel RT90C に至った理由
結論から言うと、P1100クラスの超望遠は雲台だけ良くてもダメで、
“脚(=三脚の剛性)”が本体でした。
前提:今回の用途(P1100+ビデオ雲台)
超望遠で「揺れ」が増幅される
望遠側では、小さな振動でも画面上では大きく見えます。
そのため、三脚選びは「軽さ」より揺れにくさ(剛性)が優先になりました。
雲台を先に買ったが、三脚側が追いつかなかった
先に導入したのは Velbon FHD-63(ビデオ雲台)です。
ただ、実際に載せると「雲台は良いのに、脚が負ける」状態になり、
三脚の重要度が一気に上がりました。
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選定条件(今回の比較ルール)
重視した項目
- 脚径(太いほど剛性面で有利)
- センターポール無し運用(伸びる構造は揺れ要因になりやすい)
- 段数(少ないほど剛性面で有利な傾向)
- ボウル/レベリング(ビデオ雲台運用との相性)
- 耐荷重は余裕を見る(表記はメーカー基準。実運用は安全側に)
今回は優先度を下げた項目
- 収納サイズ(まずは据え置き〜近距離運用を想定)
- 最小高(ローアングルは重要だが、優先順位は一段下)
- 耐候性(最終候補が固まったら詰める)
※数値・価格は調査時点のものです。販売時期やロットで変動する可能性があります。
メーカー別に見えてきた“傾向”
LEOFOTO:剛性寄りラインが強い(レベリングベースが刺さる)
センターポール無し系や、レベリングベース系の選択肢が多く、
「剛性重視で選びたい」人に分かりやすいメーカーだと感じました。
▶ Leofotoの三脚を調べて分かったこと
Manfrotto:規格が豊富(動画寄りの強いモデルもある)
汎用性が高く、ボウル規格や動画向けの王道モデルも揃っています。
ただ、自分の「センターポール無しで剛性最優先」という軸だと、
方向性が合うモデルを選別する必要がありました。
▶ Manfrottoの三脚を調べて分かったこと
INNOREL:太脚×コスパが強い(RT90Cが“答え”寄り)
ラインナップが非常に多いのが特徴です。
その中で「太脚+ボウル+剛性重視」という条件に寄せると、
RT90Cがかなり分かりやすい到達点になりました。
▶ innorel RT90Cを選んだ理由
GITZO:理想形(価格は別世界、でも“最高峰の基準”が見える)
値段は現実的に簡単ではないですが、
「剛性・作りの良さ」の基準を見る意味で参考になりました。
SLIK:国産の安心感(重量=安定の方向性も強い)
重量級の安定三脚が分かりやすく、
据え置き撮影や大型運用の選択肢として魅力を感じました。
SIRUI:野外向け・防水系など“方向性がハッキリしたモデル”がある
防水シリーズなど、用途が明確なモデルがあり、
野外運用の選択肢として面白いと感じました。
NEEWER / Ulanzi:軽量・旅寄り(剛性は用途を選ぶ)
軽さ・運搬性は魅力ですが、超望遠メインなら「サブ用途」として割り切るのが安全だと思いました。
全メーカー横断:厳選10本リスト(実値入り・折りたたみ表)
厳選の考え方(3グループ)
- A:ガチ剛性(超望遠・天体でも安心寄り)
- B:高剛性+現実的(価格と性能の折衷)
- C:持ち運び寄り(旅行・軽量。ただし用途は選ぶ)
▼ 厳選10本 比較表 を開く
| 区分 | メーカー | 型番 | 最大高(ポール無し) | 最大高(ポール有り) | 重量 | 耐荷重 | 段数 | 構造 | 最大脚径 | メモ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| A | INNOREL | RT90C (LT404C) | 1600mm | - | 2.87kg | 40kg | 4 | 75mmボウル | 40mm | 東レカーボン表記。最終到達点にしやすい |
| A | GITZO | GT3533S | 1300mm | - | 1.93kg | 28kg | 3 | 70mmボール | 32.9mm | 最高峰の剛性基準。価格は別世界 |
| A | Manfrotto | 536 | 2030mm | - | 3.44kg | 25kg | 4 | 75/100mmボウル | 39mm | 動画三脚の王道。高剛性運用向き |
| B | LEOFOTO | LS-365CEX | 1555mm | - | 1.95kg | 15kg | 5 | レベリングベース | 36mm | 脚太め。ポール無し運用と相性が良い |
| B | LEOFOTO | LS-324CEX | 1520mm | - | 1.56kg | 15kg | 4 | レベリングベース | 32mm | バランス型。現実的な候補 |
| B | SIRUI | AR-3204 | 1500mm | - | 2.0kg | 25kg | 4 | 75mmボウル | 33mm | ボウル対応で動画・超望遠運用と相性が良い |
| B | SLIK | プロ 700 DX-IV | 1540mm | 1920mm | 3.385kg | 18kg | 3 | センターポール | 30.2mm | 重量=安定。屋外据え置き寄り |
| C | SIRUI | W-2204 | 1470mm | 1770mm | 1.7kg | 18kg | 4 | センターポール | 29.4mm | 防水仕様。剛性は中程度(用途次第) |
| C | Ulanzi | Treeroot T00A4301 | 1305mm | 1550mm | 1.5kg | 20kg | 4 | センターポール | 26mm | 旅向け。超望遠メインならサブ用途が安全 |
| C | NEEWER | LT32 | 1330mm | 1570mm | 1.18kg | 10kg | 3 | センターポール+レベリングベース | 25mm | 軽量優先。剛性は割り切りが必要 |
※表の数値・仕様は調査時点のものです。価格や仕様は変更される場合があります。
迷ったら「脚径」「段数」「センターポール無し運用」で同条件に揃えて比較すると判断しやすいです。
最終的に innorel RT90C に繋がった理由
「太脚+ボウル」が、ビデオ雲台運用に合っていた
P1100+ビデオ雲台運用は、操作時にトルクがかかります。
そのため、脚側がしっかり受け止められる構造が欲しくなりました。
スペックと価格のバランスが一番“納得”できた
もちろん理想は上を見ればきりがありません。
ただ、現時点の自分の条件(剛性・構造・価格)で考えると、
RT90Cが一番納得しやすい到達点でした。
「東レカーボン」表記が背中を押した
カーボンは素材だけで全てが決まるわけではないですが、
“判断材料が一つ増える”ことは大きく、購入の後押しになりました。
▶ RT90Cの記事はこちら
迷ったらコレ!私がたどり着いた「最終回答」
GitzoやLeofoto、Manfrottoなど数々の名機を比較検討しましたが、最終的に私が選んだのはINNOREL RT90Cでした。
スペック表だけでは分からない「実際の揺れにくさ」や、冬場の過酷なフィールドで使って分かった「本音」をレビューしています。
▼ 超望遠3000mmも止まる?実機テストの結果
【実機レビュー】INNOREL RT90Cの実力検証|冬の撮影で気づいた「固さ」の試練と、それを超える信頼感 »
※170万円の機材を買わずにブレを止める方法です
今後の検証(続編予告)
実写で「揺れの収まり」を比較する
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プレート/重心調整・運用の最適化
超望遠は三脚だけでなく、プレートや重心調整も効きます。
実運用で詰めていきます。
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