Manfrottoの三脚を調べて分かったこと|安定感はあるが方向性が違った
超望遠撮影(P1100)をきっかけに三脚を本格的に調べ始めてから、メーカーごとの「設計思想の違い」が想像以上に大きいことに気づいた。
この記事ではその中でも、定番メーカーの Manfrotto(マンフロット) を調べた結果を整理していく。
※この記事は実使用レビューではなく、メーカー公開情報などを元にした調査メモです。仕様や価格は時期によって変わる可能性があります。
この記事で書くこと
- なぜManfrottoを調べたのか
- メーカー全体の特徴(調べて分かったこと)
- 注目したシリーズ・型番の方向性
- 良さそうな点/気になった点
- 今の自分の条件に合うか(結論)
なぜManfrottoを調べたのか
三脚を探していると、Leofotoと並んで必ず候補に挙がるのがManfrottoだった。
国内外での流通量が多く、写真・動画どちらにも対応する製品が揃っている印象がある。
一方で自分の目的は「軽さ」ではなく、超望遠でのブレに耐える剛性。
その条件で見たときに、Manfrottoはどのあたりが強いのかを整理したかった。
メーカー全体の特徴(調べて分かったこと)
調べてみて感じたManfrottoの特徴は、ざっくり次の通り。
- アルミ三脚が中心で、重量=安定感に寄せたモデルが多い
- センターポール付きが基本の設計思想(高さ調整や汎用性を重視)
- 定番シリーズがあり、アクセサリーや交換部品が多い
- 国内入手性が良く、ユーザー数が多い=情報が見つかりやすい
全体として「剛性“だけ”に尖る」というより、扱いやすさ・汎用性の高さを重視している印象を受けた。
注目したシリーズ・型番(方向性)
今回の用途は「P1100+ビデオ雲台(FHD-63)」を想定。
その前提で、主に定番の写真三脚系を中心に、脚径や耐荷重、センターポール構造を確認した。
見たポイント
- 脚径(太いほど剛性に有利)
- 段数(少ないほど剛性に有利)
- センターポール構造(剛性・運用に影響)
- 重量(安定感には有利だが持ち運びは不利)
Manfrottoには定番シリーズが複数あり、候補はかなり広くなる。
その分、「自分の用途に合う条件」を先に決めないと迷うタイプのメーカーだと感じた。
良さそうだと感じた点
- 重量による安定感が期待できる(特に屋外の風や操作時の揺れに強そう)
- 流通量が多く、入手性・情報量が豊富
- アクセサリーが揃っていて、長期運用しやすい
- 「まず1本」で選びやすい安心感がある
気になった点・懸念点
- センターポール付きが基本で、剛性最優先の設計ではないモデルも多い
- 脚径が太いモデルもあるが、候補が多く、比較軸を作らないと迷いやすい
- 超望遠+ビデオ雲台操作のトルクを考えると、「構造としての剛性」は慎重に見たくなる
自分は「高さは欲しいけど、センターポールはできれば使いたくない」寄り。
その視点だと、Manfrottoは方向性が少し違うと感じた。
今の自分の条件に合うか?(結論)
Manfrottoは、安定感・入手性・汎用性という意味では非常に強い。
ただ、今回の自分の条件(超望遠での剛性優先/できればセンターポールなし)に絞ると、
「最優先候補として一直線に選ぶ」というより、用途を整理してから選ぶメーカーだと感じた。
逆に言えば、写真撮影全般・旅行・動画など、用途が広い人にはかなり合うと思う。
自分の場合は「超望遠でブレを抑える」を最優先にしたいので、もう少し尖った方向(剛性重視)も含めて比較を続けることにした。
次に向けて(innorel RT90Cにつながる話)
Leofoto(剛性寄り)とManfrotto(汎用性寄り)を見比べてみて、
三脚はメーカーごとに「何を重視しているか」がはっきり違うことが分かった。
その中で、剛性・構造・価格のバランスという意味で気になり始めたのが innorel RT90C。
次回は、最終的にRT90Cに行き着いた理由を整理していく予定。
Manfrotto はラインナップが多いため、ここでは「超望遠+ビデオ雲台運用」を前提に、
剛性や運用面で比較しやすいモデルを抜粋して表にまとめた。
(不明な項目はメーカー公開情報から読み取れなかったため、いったん「—」としている)
| No. | 型番 | リンク | 価格(定価) | 高さ(mm) センターポールなし |
高さ(mm) センターポール込み |
重量(kg) | 耐荷重(kg) | 段数 | センター構造 | 最大脚径(mm) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 15 | MT055CXPRO3 | 公式 | 55,920円 | 1400 | 1700 | 2.10 | 20 | 3 | 60mmボール、センターポール | 29.2 |
| 16 | MT055CXPRO4 | 公式 | 59,860円 | 1400 | 1700 | 2.25 | 20 | 4 | 60mmボール、センターポール | 29.2 |
| 22 | MT057C3 | 公式 | 110,620円 | 1320 | 1570 | 2.80 | 20 | 3 | 80mmボール、センターポール | 39.2 |
| 26 | 536 | 公式 | 127,460円 | 2030 | — | 3.44 | 25 | 4 | 75mm/100mmボール対応(表記) | 39.0 |
| 27 | 635 | 公式 | 113,400円 | 1550 | — | 3.50 | 20 | 3 | 60mm/75mmボール対応(表記) | — |
| 14 | MTONEC | 公式 | 141,000円 | 1705 | — | 3.15 | 15 | 3 | 60mmボール | — |
※数値はメーカー公開情報・販売情報をもとに整理。仕様や価格は時期・地域・ロットで変わる可能性があります。
表で見ると、Manfrottoは「写真三脚(055/057)」と「動画三脚(536/635)」で方向性がはっきり分かれている。
- 055:定番。価格と性能のバランスは良いが、センターポール前提
- 057:脚径が太く剛性寄り。ただし価格・重量も一気に上がる
- 536/635:ビデオ雲台運用と相性が良いが、サイズ・重量は覚悟が必要
自分の用途(超望遠+ビデオ雲台操作)では、センターポール構造をどう捉えるかが判断の分かれ目になりそうだと感じた。
Manfrotto の三脚は、重量による安定感や汎用性という点では魅力的だった。
一方で、
「センターポールを使わず、剛性を最優先したい」
という条件で考えると、少し方向性が違うと感じた。
そうした比較を踏まえ、
剛性・構造・価格のバランスという点で
最終的に選んだのが innorel RT90C だった。
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innorel RT90Cを選んだ理由|剛性・価格・素材のバランス
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