「超望遠レンズを使いたいが、今の三脚ではブレが止まらない」
「動画撮影のために、本格的なビデオ雲台を載せたい」
そんな、機材の重量級化に伴う悩みを抱えるハイアマチュア・プロフェッショナルな写真家たちへ。
Leofoto(レオフォト)のラインナップにおいて、剛性と拡張性の頂点に立つのが「サミット(LM)シリーズ」です。
今回は、なぜこの三脚が「プロの現場」で選ばれるのか、その理由と主要モデルの選び方を徹底解説します。
この記事でわかること
- サミット(LM)シリーズ最大の特徴「システマティック」とは?
- 「レンジャー(LS)」と「サミット(LM)」の決定的な違い
- 主要モデル(LM-324C/LM-364C/LM-404C)のスペック比較
- あなたの機材に最適なモデルの選び方
1. Leofoto サミット(LM)シリーズとは?
サミット(LM)シリーズは、Leofoto三脚の中で最も剛性を重視したフラッグシップモデルの一つです。
最大の特徴は、三脚の頂上部分(本体基部)のプレートを丸ごと交換できる「システマティック三脚(ユニット交換式三脚)」であるという点です。
標準ではフラットなプレートが付いていますが、これを別売りの「ハーフボールアダプター(ボウル)」に交換することで、水平出しがシビアなビデオ雲台やジンバル雲台を快適に運用できるようになります。
2. レンジャー(LS)シリーズとの違い
どちらも「センターポールがない」という点では共通しており、見た目も似ていますが、設計思想が異なります。
- レンジャー (LS):
- 「軽量・コンパクト」と「剛性」のバランスを追求した万能型。
- 本体基部がスリムで携帯性が良い。
- サミット (LM):
- 「絶対的な剛性」と「拡張性」を最優先。
- 本体基部が大きく肉厚で、ねじれに対する強さが桁違い。
- ユニット交換により、写真・動画どちらのハイエンド機材にも対応可能。
「標準~中望遠レンズでの風景撮影がメインならレンジャー」、「超望遠レンズや重量級のビデオ雲台を使うならサミット」という選び方が基本となります。
3. 【一覧表】サミット(LM)シリーズ主要機種スペック比較
サミットシリーズはパイプ径が太いモデルが中心です。機材重量に合わせて最適なサイズを選びましょう。
| 機種名 | 型番 | 価格(税込) | 全伸高 | 重量 | 耐荷重 | 段数 | パイプ径(最大) | 対応ボウル径 | リンク |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| バランス型 | LM-324C | ¥66,000 | 1450 mm | 1.62 kg | 25 kg | 4 段 | 32 mm | 75 mm | 楽天で見る |
| ド定番 | LM-364C | ¥85,800 | 1450 mm | 1.92 kg | 30 kg | 4 段 | 36 mm | 75 mm | 楽天で見る |
| 超大型 | LM-404C | ¥110,000 | 1800 mm | 2.5 kg | 40 kg | 4 段 | 40 mm | 100 mm | 楽天で見る |
※価格は執筆時点の目安(税込)です。全伸高はセンターポールを含まない数値です。ハーフボールアダプターは別売りです。
4. あなたにおすすめのモデルは?
【70-200mm F2.8クラスまで】LM-324C
サミットシリーズの中では軽量なモデル。32mm径の脚は、フルサイズ一眼レフ+大三元望遠ズームの組み合わせでもビクともしません。「レンジャーでは少し不安だが、重すぎるのは困る」という方の最適なステップアップ先です。
【ロクヨン・ハチゴロー級】LM-364C
野鳥撮影や飛行機撮影の現場で最もよく見かける、事実上のスタンダードモデル。36mm径の極太パイプは、600mm F4などの超望遠単焦点レンズを載せても驚異的な安定性を発揮します。迷ったらこれを選べば間違いありません。
【究極の安定性・業務用】LM-404C
40mm径という、もはや「柱」のような脚を持つモンスター三脚。対応するボール径も100mmとなり、業務用の大型ビデオ雲台を運用するならこのクラスが必要です。風が吹く現場で何時間も待機するような、過酷なプロの現場向けです。
5. まとめ
Leofoto サミット(LM)シリーズは、機材の重さを「安心感」に変えてくれる三脚です。
安価な三脚ではありませんが、高価なレンズやカメラの性能を100%引き出すための土台と考えれば、決して高い投資ではありません。一度この「揺るぎない世界」を体験すると、もう他の三脚には戻れなくなるでしょう。
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