「綺麗すぎて感動した!」という称賛の声と同じくらい、毎年話題になるのが「帰りの渋滞が地獄」「チケットが全く取れない」といった長岡花火大会の過酷な裏側です。
実は私自身、3年間チケットの抽選に外れ続け、今年(2026年)ついに念願のチケットをゲット!横浜から車で8月2日・3日の2日間フル参戦してきました。
この記事では、みんなが知りたがっている疑問に答えつつ、実際のタイムスケジュールやリアルな混雑状況、そして「来年に向けた最大の教訓」をまとめました。これから行く方の参考になれば幸いです!
1. そもそも長岡花火とは?(歴史と意味)
「ただの綺麗な花火じゃない」とよく言われますが、長岡花火は昭和20年の長岡空襲の慰霊と、復興を祈願して始まったものです。この背景を知っているか知らないかで、夜空を見上げたときの感動が全く違ってきます。
2. 2026年の基本情報
毎年8月2日と3日の2日間、固定の日程で開催されます。
打ち上げ時間は19:20頃〜21:10頃(※進行状況により遅れる場合あり。2026年の1日目は何度か中断があり21:50終了でした)。日本三大花火の一つに数えられ、圧倒的なスケールを誇ります。
3. チケット事情(無料席はゼロ)
よく「無料で見られる場所はある?」と聞かれますが、長岡花火は全席有料です。事前のチケット確保が必須となります。
私は3年間落選続きでしたが、「当たりやすいかも?」と両日ともに『北エリア2』を第一希望にしたところ、見事両日当選しました。市民先行→一般抽選→再販と段階を踏んで販売されるので、「来年の戦いはもう終わった直後から始まっている」という声は決して大げさではありません。
4. 最大の課題!交通と帰宅手段(車中泊・ホテル&駐車場戦略)
一番話題になるのが帰宅時の大混雑です。今回は車でアクセスしましたが、結果的に「新潟市内での宿泊」と「高速道路付近の駐車場確保」が大正解でした。
【宿泊地の比較と実体験】
長岡から電車で行けない範囲で、1泊2万円以内を目標に宿を探しました。
- 候補① 高崎のホテル: 8,000円(渋滞なしで2時間)
- 候補② 新潟市内のホテル: 約24,000円(渋滞なしで1時間)
結果として新潟市内のホテル(約24,000円)を選びましたが、これが大正解!
2日目(8月3日)終了後、横浜への帰路についた際、湯沢IC付近を通過したのが【8月4日の0:50】、高崎JCT付近を通過したのは【深夜2:50】でした。もし1日目の宿泊地として湯沢や高崎を選んでいたら、到着が遅すぎて体が全く休まらなかったはずです。長岡から新潟方面への道は全く混んでおらず、1時間でスムーズに到着できました。
【駐車場のリアルと究極の渋滞回避術】
今回は、あえて高速道路に近い駐車場を予約しました。
結果として、花火終了後は駐車場まで約40分と長時間歩くことにはなりましたが、大渋滞で全く動かない車を横目に、歩きの方が断然進みが早かったです。
さらに最大のメリットは、車に乗ってからインターチェンジまでの渋滞に一切巻き込まれなかったことです。歩く労力はかかりますが、車の中で身動きが取れなくなるストレスを考えれば、この駐車場戦略は間違いなく正解でした。
5. 会場アクセスと場所取り(リバーサイド千秋の活用)
私が観覧した「北エリア」での場所取り事情です。
- Day1(8月2日): 13:15に買い出し拠点となる「リバーサイド千秋」に到着するも駐車場は満車。通路に空き待ちの車がいるほどで諦め、予約していた駐車場へ。15:10に北エリアに着くと土手上部のコンクリはほぼ満席、芝生最上段が3割空きでした。
- Day2(8月3日): 同じ13:15でもリバーサイド千秋の駐車場はとても空いていました(立体は8割空き)。
【おすすめの立ち回り】
炎天下での場所取りは過酷です。エリア1近くの激戦区にこだわらなければ、開場(15:00)して少し経ってから場所取りをしても十分だと感じました。場所取り後、リバーサイド千秋のカフェで涼んでから買い出し(冷凍ペットボトルやお惣菜など在庫は豊富!)をして会場へ向かうのがベストです。
6. 絶対に見るべき見どころと「1日目・2日目の違い」
正三尺玉や、3年ぶりに復活したナイアガラなど見どころは尽きませんが、やはり一番は「復興祈願花火フェニックス」。
私は端のほうの「北エリア②」からの観覧でしたが、事前に動画で見ていたものを遥かに超えるスケールで、心の底から感動しました。
1つ目は、フルサイズミラーレスカメラ+レンズ14mmで撮影した動画です。
2つ目は、iphone 16 proの広角カメラで撮影した動画です。
画角の違いも参考になればと思います。
【没入感MAX】超広角14mmの「寝そべり視点」で見るフェニックス
百聞は一見に如かず。まずは、実際に私が北エリア②から寝そべって撮影した映像をご覧ください!
野鳥撮影では超望遠(3000mm)を愛用していますが、今回は逆転の発想で「超広角14mm」を使用しています。視界を覆い尽くす黄金のシャワーは圧巻の一言です。
【徹底比較】1日目と2日目、フェニックスはどう違う?
そして、「1日目と2日目、どっちに行けばいいの?」と迷っている方のために、同じ観覧席(北エリア②)から撮影した両日の比較動画も作成しました!
風向きによる煙の抜け方や、現場の空気感の違いなど、来年のチケット・日程選びの参考にぜひご覧ください。
💡 撮影の裏話とアドバイス
横幅が約2kmにもなるフェニックスは、普通のカメラでは全景が全く収まりません。スマホやカメラで撮る方は「超広角レンズ(広角モード)」を準備し、首が痛くならない「寝そべり観戦」を強くおすすめします!最高の状態で感動を全身で浴びることができますよ。
7. 持ち物チェックリスト&マナー
よく注意喚起されていますが、事前の準備が明暗を分けます。ほとんど100均で揃うので、ぜひ参考にしてください。
- レジャーシート&布ガムテープ【購入先:100均】
北エリアは1人1.5㎡まで。ペグや石での固定は禁止なのでガムテープが必須です。(今回のサイズ・固定方法なら、テープの長さは15mあれば足りました!) - 急速冷却パック(叩いて冷やすタイプ)【購入先:Amazon】
これが大活躍!花火会場でこれを枕にして待機すると、30〜40分冷たさが続きました。 - 首掛け冷却タオル&冷感リング、ハンディファン【購入先:100均】
外を移動する際の熱中症対策に。 - 保冷バック【購入先:100均】
冷凍飲料や冷却タオルの保管用。 - 除菌シート【購入先:100均】
会場のトイレには水道がありません。 - ゴミ袋【購入先:100均】
ゴミは持ち帰るか指定の場所へ。ポイ捨ては厳禁です。 - バスタオル【家にあったもの】
座布団や枕代わり、汗拭きにも使える万能アイテム。

【風で飛ぶのを防ぐ!ガムテープ固定のコツ】
長岡花火などの会場では、ペグ(杭)や石での固定が禁止されているエリアが多くあります。そのためガムテープでの固定が必須となります。
- 4隅に斜めテープを貼る: シートの四隅を引っぱりながら、斜めにしっかりとテープを貼り込んで補強します。
- 4辺をまるごと固定する(両端は大きくはみ出させる): シートの4つの辺全体に沿ってガムテープを貼ります。角の部分はテープ同士が交差し、地表にしっかり固定できるように端を長めにはみ出させて貼るのがポイントです。
- 中央に名前や目印を書いておく: 同じようなブルーシートが一面に並ぶため、自分の場所が一目でわかるよう、ガムテープや油性マジックで名前や目印を大きく書いておきましょう。
8. 横浜からの費用まとめと、来年への最大の教訓
【今回の費用(横浜発着・車移動)】
- 宿代: 23,900円
- タイムズカーシェア: 26,310円
- 高速料金: 15,470円
(参考:横浜発着で新幹線なら約25,920円)
【次回への反省・教訓】
- 次は「指定席」を取る!
一番暑い時間帯の「場所取り」が本当に辛かったです。指定席ならレジャーシートも不要になり、荷物も大幅に減らせます。 - 2日連続の長距離徒歩はキツい
渋滞を完全回避できたとはいえ、花火終わりに40分の徒歩を2日連続は体力的に限界でした。もし駅近くの宿が取れなくても、タクシーを使って駅から離れたホテルに泊まる方が、結果的に安くて楽かもしれません。
長岡花火は「軽い気持ちで行かない」「チケット・交通・宿・駐車場を早めに確保する」が鉄則です。しっかり準備をして、一生の思い出になる最高の花火を楽しんでください!
9. 【おまけ】横浜発・長岡花火2日間フル参戦!完全タイムライン
最後に、「実際に何時に動けばいいの?」と気になっている方のために、私の2日間の全行動記録を詳細にまとめておきます。車でのアクセスを考えている方はぜひ参考にしてください!
8月2日(1日目)
- 8:00 横浜出発。首都高は順調。その後、鶴ヶ島JCT付近と高崎JCT付近で渋滞にハマる。(上里SA、堀之内PAで休憩)
- 13:00 長岡北スマートIC到着。
- 13:15 リバーサイド千秋到着。買い出しと場所取り開始(15時)まで待機しようとするも、駐車場満車。通路に待ちの車がいる状態で停められそうになく、あきらめて予約していた駐車場へ。
- 13:50 予約した駐車場に到着。
- 15:10 北エリア席到着。すでに土手上部のコンクリはほぼ一杯。芝生最上段は3割くらい空きがあり、北エリア1の近くから埋まっていく状況。(指定席エリアの土手上の通路は、チケットを持っていないと入れなくなっていました)
- 15:40 リバーサイド千秋へ戻り、買い物&休憩。冷凍ペットボトル、氷、お惣菜は大量にあり、売り切れの心配はなさそう。
- 18:15 スーパーのレジに並ぶが、すごい行列!
- 18:40 会計終了。なんとか花火に間に合いそう。
- 19:20 花火開始。端っこのエリアだったが想像以上に良く、フェニックスには大感動。
- 21:50 何度か中断したため、予定より遅れて終了。
- 22:00 片付けとトイレを済ませ駐車場へ移動開始(トイレは空いていました)。
- 22:45 駐車場着。人が多く時間がかかったものの、大渋滞で動かない車より歩きの方が圧倒的に進みが早かったです。
- 22:50 駐車場出発。
- 23:00 長岡北スマートIC通過。IC近くの駐車場を選んだおかげで、ここまでの渋滞に一切ハマらず高速に乗れました。
8月3日(2日目)
- 0:00 新潟市内ホテル到着(1泊24,000円の普通のビジネスホテル)。長岡から新潟方面は全く混んでいませんでした。
- 11:00 ホテルチェックアウト。長岡へ向かう途中で昼ご飯。道中の渋滞はゼロ。
- 13:00 長岡北スマートIC到着。
- 13:15 リバーサイド千秋到着。昨日と違いとても空いており、平面駐車場は2割空き、立体駐車場は8割空き。買い物&休憩。
- 14:30 北エリア席着。
- 15:00 開場。エリア1近くの激戦区は取れませんが、こだわらなければ比較的自由に場所が取れる感じ。暑い中待つくらいなら、開場後少ししてから来て場所取りでも十分でした。
※この日の賢いムーブ: 場所取り後、リバーサイド千秋のカフェで涼む → 予約駐車場へ車を移動 → 再度リバーサイド千秋で買い出し → 会場へ。 - 19:20 花火大会開始。2日連続でもクオリティが高く大感動。
- 21:40 花火終了。
- 21:50 片付けとトイレを終えて駐車場へ移動。
- 22:40 駐車場着。
- 22:50 駐車場出発。
- 23:00 長岡北スマートIC通過。インターの入り口以外は、東京方面もスムーズに通過できました。
- 23:20 山谷PAで休憩。観光バスとタイミングが被ってしまいトイレが大混雑!
8月4日(帰宅)
- 0:50 湯沢IC通過。
※振り返り: 湯沢付近が1日目の宿の候補でした。しかしこの通過時間を見ると、1時間で着く新潟を選んで本当に正解でした。 - 1:30 赤城高原SAで休憩。
- 2:50 高崎JCT通過。
※振り返り: 高崎も宿の候補(1泊8千円程度と安いため)でした。しかし、さすがに到着が深夜3時前になるのは厳しすぎます。やはり新潟一択でした。 - 3:30 三芳PAで休憩。
- 5:00 横浜到着。お疲れ様でした!