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【徹底解説】センサーサイズが違うと何が変わる?私がP1100を選んだ「超望遠」の秘密

フルサイズ一眼とNikon P1100のセンサーサイズを比較し、小さいセンサーが野鳥撮影の「超望遠」に有利な理由を表現したアイキャッチ画像。

こんにちは!前回の記事では「画素数」についてお話ししましたが、今回はカメラ選びでもっとも重要と言われる「センサーサイズ」についてです。

カメラを調べ始めると、必ず「フルサイズ一眼は画質が良い!」という言葉に出会いますよね。私も最初はフルサイズに憧れましたが、実は野鳥撮影、特にカワセミを撮りたい私にとっては、あえてセンサーが小さいカメラを選ぶ大きなメリットがあったんです。


1. 衝撃のサイズ差!フルサイズ vs P1100

まず、カメラの「目」にあたるセンサーの大きさがどれくらい違うのか、私が調べた数値を見てください。この面積の差が、すべての違いの始まりでした。

センサーの種類 代表的な機種 センサーの面積(約)
フルサイズ Nikon Z9 など 858.01 mm²
1/2.3型(コンデジサイズ) Nikon P1100 28.52 mm²

なんと、フルサイズはP1100のセンサーの約30倍もの面積があります。これだけ広いと、前回の記事で紹介した「バケツ(画素)」を大きく作れるため、暗い場所でもキレイに撮れるわけです。


2. センサーサイズにはどんな種類があるの?(早見表)

カメラのセンサーには、大きく分けて5〜6種類のサイズがあります。私が調べた「一般的な呼び名」と「面積のイメージ」を、大きな順に並べてみました!

フルサイズ、APS-C、マイクロフォーサーズ、1型、1/2.3型の各センサーサイズを中央基準で重ねて比較した図解。それぞれの面積の違いを視覚的に示している。

ルサイズ、APS-C、マイクロフォーサーズ、1型、1/2.3型の各センサーサイズを中央基準で重ねて比較

センサーの名前 主なカメラのタイプ 面積の目安
フルサイズ プロ・高級一眼カメラ(Z9など) 約858 mm²
APS-C 初心者〜中級者向け一眼カメラ 約330〜370 mm²
マイクロフォーサーズ 小型軽量なミラーレス一眼 約225 mm²
1インチ 高級コンデジ(Vlog用など) 約116 mm²
1/2.3型 P1100・スマホ・普通のコンデジ 約28.5 mm²

それぞれのサイズを一言でいうと?

初心者の私が、スペック表を読み解くために自分なりにまとめた特徴がこちらです。

  • フルサイズ(王様): 画質は最高!暗い場所もバッチリ。でも本体もレンズも大きくて重く、お値段も可愛くないです。
  • APS-C / マイクロフォーサーズ(バランス型): 「一眼レフ」らしいボケ味も楽しめて、持ち運びもしやすい、趣味で始めるのにぴったりのサイズです。
  • 1インチ(高級コンパクト): スマホより綺麗に撮りたいけど、レンズ交換は面倒……という人に人気のサイズ。
  • 1/2.3型(望遠の天才): 私の愛機 Nikon P1100 が採用しているサイズ。面積は小さいけれど、その分「遠くのものを引き寄せる力」は他のどのサイズにも負けません!

3. なぜ野鳥撮影には「小さいセンサー」が有利なの?

「じゃあ、やっぱり大きい方がいいじゃん!」と思いますよね。でも、センサーが小さいことには、野鳥撮影において魔法のようなメリットがあるんです。それが「望遠能力」です。

📝 初心者の発見メモ:
センサーが小さいと、同じレンズを使っても「より遠くのものを大きく」写すことができるんです。これを専門用語で「35mm判換算」と呼びます。

3000mm相当の世界を支える仕組み

私が選んだP1100が、なぜ月や遠くのカワセミを画面いっぱいに撮れるのか。それはセンサーが小さいため、レンズの望遠効果を最大限に引き出せるからです。

  • P1100: センサーが小さいため、光学ズームで3000mm相当まで寄れる。
  • フルサイズ機: 同じ3000mm相当を再現しようとすると、巨大なレンズが必要になり、コストも170万円を超えてしまいます。

4. 「トリミング」で比較するとわかるP1100のコスパ

「高級なフルサイズ機で撮って、後から大きく切り抜けばいいのでは?」という疑問も、計算してみると答えが出ました。

フルサイズの高級機(Nikon Z9)で撮影した写真を、P1100と同じ3000mm相当の画角まで切り抜くと、画素数は約310万画素まで落ちてしまいます。一方で、最初からその画角で撮れるP1100は、約1,679万画素をキープできるんです。

つまり、遠くのものを鮮明に撮りたい初心者にとって、「小さいセンサー = 圧倒的な望遠力」という、フルサイズには真似できない武器になるんです!


【図解】なぜセンサーが小さいと「ズーム」したように見えるの?

「レンズの力を引き出す」というのは、実は「レンズが映し出した景色を、どれくらい贅沢に(あるいは贅沢に切り取って)使うか」というお話なんです。

「プロジェクターとスクリーン」でイメージしてみよう

レンズを「プロジェクター」、センサーを「スクリーン」だと想像してみてください。

  • フルサイズ(大きなスクリーン): プロジェクターが映し出した景色を、端から端まで広々と映し出します。広い範囲が映るので「ワイド(広角)」に感じます。
  • 1/2.3型(小さなスクリーン): プロジェクターが映し出した景色の「真ん中の、ほんの一部」だけを映し出します。
フルサイズセンサーと1/2.3型小型センサーにおける「クロップ効果(切り抜き)」の違いを比較した図解。同じレンズで撮影した際に、センサーサイズが小さいと被写体が大きく(望遠に)写る仕組みを説明している。

フルサイズセンサーと1/2.3型小型センサーにおける「クロップ効果(切り抜き)」の違いを比較した図解。同じレンズで撮影した際に、センサーサイズが小さいと被写体が大きく(望遠に)写る仕組み

するとどうでしょう?小さなスクリーンで見ている私たちは、「景色の真ん中だけが拡大されて表示されている」ように見えますよね。これが、小さいセンサーがズームに強い(望遠に有利な)本当の理由です!

だから、P1100は「超望遠」が得意なんです

Nikon P1100のセンサー面積は、フルサイズの約30分の1しかありません。この「小ささ」を逆手に取って、景色の中心部をギュッと濃縮して映し出しているからこそ、3000mm相当という驚異的なズームができるんです。

🚩 ここがポイント!
同じレンズを使っても、センサーが小さいだけで「自動的に真ん中を切り抜いて大きく見せてくれている」状態なんですね。これを「クロップ効果」と呼んだりします。

フルサイズ一眼(Z9など)で同じ大きさのカワセミを撮ろうとすると、もともとのスクリーン(センサー)が大きすぎて、とてつもなく巨大な「2メートル近い長さのレンズ」が必要になってしまいます。お値段170万円超えの理由も、ここにあるんですね。

まとめ:自分の撮りたいものに合わせてサイズを選ぼう

今回のまとめです。

  • フルサイズ(大きい): 暗い場所に強く、ボケ味がキレイ。でも望遠レンズは高額。
  • 1/2.3型(小さい): 暗い場所は少し苦手。でも安く、軽く、超望遠が手に入る。

私は「遠くにいるカワセミを大きく撮りたい!」という目的がハッキリしていたので、あえてこの小さなセンサーを持つP1100を相棒に選びました。機材選びで迷っている方は、自分が「何を一番撮りたいか」を考えてみると、自ずと必要なセンサーサイズが見えてきますよ!

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